両建て取引とは
両建て取引とは、同一の通貨ペアにおいて買いポジションと売りポジションを同時に保有する手法でございます。例えば、USD/JPYで1ロットの買いポジションと1ロットの売りポジションを同時に持つことで、相場の変動による含み益と含み損が相殺され、ポジション全体の評価損益を固定することが可能でございます。この手法は、相場の急変時にポジションを一時的に保護したい場合や、戦略的に決済タイミングをずらしたい場合に活用されます。
XMTradingでの両建てルール
XMTradingは、両建て取引を公式に許可しており、同一口座内における両建ても可能でございます。ただし、いくつかの条件が存在いたします。
- 同一口座内両建て
1つの口座内で同一通貨ペアの買いと売りを保有することが可能です。 - 異口座間両建て
異なる口座間での両建ても原則として可能ですが、ボーナスやプロモーション条件に影響する場合があるため、事前に利用規約を確認する必要がございます。 - マージン計算
XMTradingでは両建て状態のポジションに対して証拠金が相殺される仕組みがあり、必要証拠金がほぼゼロになることがございます。ただし、通貨ペアやレバレッジ設定によって計算方法が異なります。 - スワップポイント
両建て中もスワップポイントは発生いたします。買いポジションと売りポジションでスワップの受取と支払いが異なるため、長期間の両建て保有はスワップ差による損失リスクがございます。
両建てのメリット
- 損益の固定
相場が大きく動いても含み損益が変動しないため、一時的な値動きからポジションを保護できます。 - 戦略的なポジション調整
長期ポジションを維持しつつ、短期的な逆方向トレードが可能になります。 - ロスカット回避の一時策
証拠金維持率が下がっている状況でも、両建てにより一時的に証拠金状況を安定させられます。
両建てのデメリット
- スプレッドコストの増加
買いと売り両方でスプレッドを負担するため、コストが二重に発生します。 - スワップ差損
長期保有時にスワップポイントの差が損失となる場合があります。 - 複雑な管理
複数ポジションの管理が必要になり、決済タイミングを誤ると損失が拡大するリスクがございます。
両建て活用の典型例
- 経済指標発表前にポジションを固定して急変動を回避
- 長期保有ポジションを維持しつつ、短期的な逆張りトレードを行う
- 高レバレッジ取引における証拠金維持のための一時的対応
XMTradingにおける両建ての注意点
XMTradingは両建てを認めておりますが、以下のような場合には制限や不利益が発生する可能性がございます。
- ボーナス利用中の異口座間両建てはボーナス剥奪の対象となる場合がございます。
- 指標発表直前や急変動時にはスプレッドが拡大し、想定外の損益変動が生じる可能性がございます。
- 長期間の両建てはスワップ差により資金が徐々に減少する場合がございます。